“食の甲子園”と呼ばれる高校生の料理コンテスト「ご当地!絶品うまいもん甲子園」に、岩手県の花巻農業高校が初出場します。
これを前に、生徒たちがプロの料理人から調理の研修を受けました。

調理の研修を受けたのは、花巻農業食農科学科の3年生3人です。

3人は、全国の高校生が地元の食材を生かしたアイデアメニューで競う「ご当地!絶品うまいもん甲子園」に出場します。

学校で生産したコメやミソ、リンゴを使った「愛農ライスバーガー」を3人で考えて作り、8月に開かれた北海道・東北エリアの大会を勝ち抜きました。

全国での舞台を前に行われた研修は、大手飲料メーカー・キリンビバレッジの支援を受け、宮城県の温泉旅館で料理長を務める山本大助さんが生徒たちを指導しました。

山本さんは細かい味付けやコロッケの揚げ方など、「愛農ライスバーガー」がよりおいしくなるように丁寧にプロの技術を伝えていました。

花巻農業 開田玲央さん
「学んだことも生かして、自分たちのできることを精いっぱい出して、最高の一品を仕上げていきたい」

「ご当地!絶品うまいもん甲子園」の全国大会は、11月2日に東京都で開かれます。

岩手めんこいテレビ
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