JLPGAステップ・アップ・ツアー2025シーズンの第17戦「ECCレディスゴルフトーナメント」(賞金総額2000万円、優勝賞金360万円)は、10月16日の2日目を終えて、通算8アンダーの首位に松江市出身の浜崎未来のほか、平岡瑠依、仲宗根澄香、神谷桃歌の4人が並び、1打差の通算7アンダーの5位にエイミー・コガが続くなど、首位と2打差に10人がひしめく大混戦となり、17日の最終日を迎えることになりました。
兵庫県神戸市の北六甲カントリー倶楽部東コースで行われているこの試合、浜崎選手は、15日の初日に5アンダーの3位タイにつけると、16日の2日目は3アンダーでまわり、通算8アンダーにスコアを伸ばし、首位タイに躍り出ました。
首位には、2日目に5つスコアを伸ばした平岡瑠依と仲宗根澄香、そして4つスコアを伸ばした神谷桃歌が並ぶ混戦となっています。
浜崎選手は、JLPGAの公式サイトで「最終18番は、2打目132ヤードを8番アイアンでピタリとつけてのバーディーだった。きょうもピンチはあったけど、3メートルくらいのパーパットが入ってくれた。バーディーチャンスもしっかり決められたし、きのう同様パッティングに救われた。ノーボギーで回れ、いい流れでプレーできた。
調子がすごく良いわけではないので、それがかえって目の前の1打に集中できているかもしれない。
あす(最終日)もミスはあると思うが、上手く対応していきたい。最後まで優勝争いに残り、最後に勝てたら1番いい」とコメントしています。
その言葉通り、今シーズンのステップ・アップ・ツアーでの平均パット数は1ラウンドあたり29.9ですが、この試合では初日が26、2日目が24で平均25.0と好調さを数字が物語っています。
このところ不本意なラウンドが続き、賞金ランキングの明治安田ステップ・ランキングでは首位から3位に後退しただけに、このツアーでの優勝で首位返り咲きに期待がかかっています。