島根県江津市の県道の工事現場で15日午後、法面の補修作業をしていた男性作業員が約8メートルの高さの法面から転落し、ドクターヘリで病院に搬送されていたことが分かりました。
工事の発注者の島根県が、詳しい経緯を調べています。
【画像:Googleストリートビュー】
転落事故があったのは、江津市桜江町江尾の県道の工事現場で、15日午後2時40分ごろ、41歳の男性作業員が法面の補修作業をしていたところ、体を支えるためのロープが切れ、高さ約8メートルの法面から道路に転落しました。
男性は、ドクターヘリで出雲市の県立中央病院に搬送されました。
詳しい容体は分かっていませんが、搬送時に意識はあったということです。
この現場では、島根県の発注で経年劣化して剥がれ落ちた法面のモルタルを補修する工事が進められていて、当時は転落した男性を含む3人でモルタルの吹き付け作業をしていたということです。
県が事故の詳しい原因を調べています。