10月16日の山陰地方は活動が活発な前線の影響で各地で雨が降りました。
夜までは雨の降りやすい天気が続きますが、17日は回復する見込みです。
気象レーダーです。
前線に伴う雨雲が東西に長く延びていて、山陰各地に雨を降らせました。
活動が活発な雨雲は午後に鳥取県にも中心にかかった後、抜けつつあります。
鳥取市では最高気温が26.5℃ときょうも夏日になりました。
日差しがなかったものの南寄りの風が流れこんだためです。
ただ、前線の南下とともに北寄りの風に変わっていますので、朝にかけては肌寒さを感じるかもしれません。
天気図です。
雨をもたらした低気圧と前線は、17日朝には東に移動し、山陰地方は高気圧に覆われるため天気が回復するでしょう。
ただ天気の移り変わりは早く、10月18日は新たに低気圧と前線が接近するため雨が降る見込みです。山陰地方を通過するときに、南寄りの風が流れ込み、フェーン現象が発生する見込みで、米子や浜田で予想最高気温が30℃となっています。
今シーズン最後の真夏日を記録する見込みです。
そして週明けは天気が回復、最高気温が20℃前後と予想され、残暑は収まるでしょう。
10月16日発表された1か月予報を見ると、依然として気温が平年より高くなると予想されています。暖かい空気に覆われるためで、11月に入っても秋の深まりはゆっくりとなりそうです。