台湾の半導体製造大手TSMCが菊池郡菊陽町に建設を予定している第2工場についてまずは速報です。
16日開かれた第3四半期の決算会見で、シーシー・ウェイ会長兼CEOが「第2工場の建設を開始した」と述べました。
【岡崎 宣彰 記者】
「こちらは菊陽町にあるTSMCの工場です。その東側の第2工場の予定地にはクレーンが立ち並んでいます」
15日、菊陽町原水にある台湾の半導体製造大手・TSMCの第1工場の東側、第2工場の建設予定地では、クレーンなど大型の重機が立ち並んでいました。
そして、16日TSMCの第3四半期の決算会見が開かれ、シーシー・ウェイ会長兼CEOが「日本での第2工場の建設を開始した」と明らかにしました。
当初の計画では、TSMCの第2工場の敷地面積は第1工場の約1.5倍に当たる32.1ヘクタールで、回路の幅が6ナノメートルの先端半導体や、12ナノメートルと40ナノメートルの半導体を製造する予定です。
第1工場と第2工場合わせて、総投資額は3兆円規模で、雇用は3400人に上る見込みです。