毎週木曜日にお伝えしています「Weekendどう?」。
10月17日からの金土日、週末を楽しむヒントをお伝えします。
一雨ごとに気温が下がるなど山陰地方も徐々に秋が深まってきました。
ということで今回のテーマは「ワイン」。
新酒の季節を迎えたワイン。秋の夜長にいかがでしょうか?
この週末に、新酒の出荷を祝う祭りが開かれるワイナリーもあるんです!
まず訪れたのは、出雲市大社町の島根ワイナリー。
島根ワイナリー・花田悟さん:
今年のブドウの収穫を地域の皆様とともに祝い、地域の皆様に感謝するイベントとして開催いたします。限定の特別ワインを販売いたします。
18日と19日には、この時期恒例の「ワインまつり」を開催。
ということでワイナリーでは準備の真っ最中!ビン詰め作業も急ピッチです。
甲州ぶどうを使った新酒。
通常より目の粗いフィルターでろ過するため、かすかに苦みが残り深い味わいになるのだそうです。
「ワインまつり」に合わせて200本を限定販売。当日は試飲もできるんです。
村上遥アナウンサー:
ワインまつり限定の蔵出しワイン。一足先に私も試飲させていただきます。
フルーティーな甘みが口いっぱいに広がるんですが、後味はすっきりとしています。
島根ワイナリー・花田悟さん:
今年は高温でしたが全般的に良質なブドウを受け入れることができました。
「ワインまつり」では、出雲市出身の元プロ野球選手・和田毅さんが仕込みに加わったワインや日本ワインコンクールで金賞に輝いたワインなども販売。
試飲コーナーには旧暦の10月「神在月」限定のワインが用意されるそうです。
一方、島根県にあるもう一つのワイナリー・雲南市の奥出雲葡萄園。
年に1回しか販売されない貴重なワインがあるんです。
こちらがそのワイン「小公子」。山ブドウの交配品種を使って醸しました。
深く濃い赤色に、しっかりした甘みと酸味、野趣に富んだ香りが持ち味です。
3000本限定で11月月1日のオンラインや電話による予約と10月22日の店頭販売でしか手に入れることができない貴重なワインなんです。
奥出雲葡萄園・安部紀夫社長:
非常に人気の高いワインで、香りも野趣に富んでいて、例えばアジアのハーブの香りとか複雑な香りがします。味わいもジビエなどに合うような味わい深いワインです。
「小公子」は私もいただいたことがありますが、口当たりがまろやかで絶妙な酸味が癖になりそうでした。
ワインファンにとって待ち遠しかった新酒の季節。
10月17日からの金土日、ワイナリーでまたおうちで楽しんでみてはいかがでしょうか?
ここまでWeekendどう?週末のヒントをお伝えしました。