「あの日のきょうにずきゅん」テレビ新広島、放送50年の歴史の中から、あの日のニュースを振り返ります。
今から47年前の1978年10月16日、京都市電から移籍する路面電車13両の広島への運び込みが完了しました。
広島で新たな一歩を踏み出したのは、この年の9月30日に廃止された京都市電56両のうち、1900型と呼ばれる13両です。
13両は10月4日の第一便を皮切りに16日までの間、大型トレーラーで次々と車庫に運び込まれました。
その後、改造工事や化粧直しをし、翌年の3月から広島電鉄の路面電車として再スタートを切りました。
当時、広島を走っていた車両90両のうち7割に当たる67両が京都のほか、大阪、福岡などから譲り受けたもので広電は、まさに「動く路面電車の博物館」となりました。