SNSで知り合った少女に性的暴行をした罪などに問われている小学校元教師の控訴審で、広島高等裁判所は、懲役3年の実刑とした一審判決を支持し,被告側の控訴を
棄却しました。

起訴状などによりますと広島市立小学校の元教師安藤慧被告は、去年8月、広島市中区の駐車場にとめた車内で、当時15歳の少女に性的暴行を加え、その様子をスマートフォンで撮影するなどした罪に問われています。

一審の広島地裁福山支部は懲役3年の実刑を言い渡しましたが、安藤被告は判決を不服として控訴していました。

二審の広島高裁で弁護側は「安藤被告が社会で更生することは可能である」として執行猶予付きの判決を求めていました。

16日の判決公判で広島高裁の畑山靖裁判長は、「教員として児童の成長を支援する立場にありながら犯行に及び、教員に対する社会的信頼も傷つけた」などとして、一審判決を支持し、控訴を棄却しました。

テレビ新広島
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