富山市の有峰で紅葉の最前線が標高1400メートルの祐延湖まで下がってきている。ブナやミズナラなどの木々が鮮やかに色づき、水辺を秋色に彩っている様子が確認された。

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宝石のような色彩が山を彩る

富山市の有峰では、標高を上げるにつれ、葉っぱの色づきがグラディエーションのように変化していく光景が広がっていた。

紅葉は赤、黄色、褐色の3種類があり、最低気温が8℃以下になり、日照時間が短くなることで色づき始める。今年は秋口に晴れた日が多く、寒暖差も大きかったため色づきが良好だった。さらに強風の影響も少なかったことから、葉が傷まず美しい色を保つことができている。

「10年に一度の当たり年」と評価される紅葉

この良好な条件が重なったことで、今年の紅葉は「10年に一度の紅葉の当たり年」と言われている。山肌に散りばめられた宝石のような赤や黄色は、雨を浴びて一層輝きを増していた。

紅葉を楽しむ絶好の時期を迎えている富山の山々。この美しい秋の風景を目に焼き付けるチャンスとなっている。

富山テレビ
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