鹿児島県薩摩川内市にある九州電力川内原子力発電所1号機の定期検査が16日から始まりました。
九州電力によりますと、川内原発1号機では16日未明から原子炉の出力を徐々に下げはじめ、午前9時に送電を停止したということです。
予定ではこの後、午後1時ごろに原子炉も停止し、法令で定められた13カ月に一度の定期検査が行われます。
今回の検査では原子炉本体や放射線管理施設を含む116の項目が検査され、157の燃料集合体の一部も新しく交換される予定です。
検査が順調に進めば12月中旬に原子炉を再稼働させ、最終検査を経て2026年1月中旬に通常運転に復帰する予定です。