マンションなどの中高層建物火災を想定し、消防隊員が連携して消火や救助をする訓練が佐賀市で行われました。
この訓練は、4階建て以上の建物で火災が発生した際に隊員同士の動きが見えない中でも上手く連携を取り迅速な救助をしようと毎年行われています。
15日は、佐賀・多久など佐賀広域消防局管内の6つの消防署から42人が参加し普段の訓練の成果を発表しました。
訓練は、5階建ての建物の4階で火災が発生し、4階に2人、5階に1人が取り残された想定で行われ指揮をとる隊員と救助をする隊員などが声を掛け合いながら連携し実際に放水しながらはしご車を使って救出しました。
【神埼消防署消防司令 糸山由樹さん】
「日頃の訓練の成果を発揮し確認するとともに各署の隊員の連携を強化することを目的に実施している。訓練を継続して実施して災害に備えたいと考えている」
佐賀広域消防局はこれから暖房器具の使用頻度が増えていくため火の取り扱いに注意してほしいとしています。