ヤマト運輸で、2万6000件を超える取引先の情報が不正に流出です。
発表によりますと、兵庫県姫路市の姫路主管支店で働いていた元従業員が、取引先企業の情報2万6790件を外部企業2社に不正に流出させていたということです。
うち、1社は情報を営業活動に利用していました。
流出したのは、姫路市や加古川市などの取引先1万1356社の社名やヤマトからの請求金額などで、請求書の宛名に書かれた氏名750件などの個人情報も含まれていました。
2025年3月に、取引先から「流出先の1社から、不審な営業活動を受けた」との連絡があり、調査した結果、発覚したということです。
ヤマト運輸は、元従業員と流出先2社に対する刑事告訴などを検討しているということです。