皆さんのお手元のパソコン、更新はお済みですか?
マイクロソフトの基本ソフト「Windows10」のサポートが14日で終了します。
県内でも、11への移行について問い合わせが増えているといいます。
14日でサポートを終了するWindows10。
鹿児島市のインターネットプロバイダ「シナプス」にも、9月からサポート終了について問い合わせが増えたといいます。
シナプス カスタマーコミュニケーション部・有馬由美子さん
「『自分のパソコンはWindows10だが11になるのか』『新しいパソコンを買ったが設定はどうすればいいか』そういった相談が多い」
マイクロソフトのサポートが終了すると、パソコンのセキュリティーを高めるための更新がなくなることになります。
サポート終了後も、Windows10のパソコンを使うことはできますが、そのまま使い続けるのにはリスクがあるといいます。
シナプス カスタマーコミュニケーション部・有馬由美子さん
「未知のウイルスやセキュリティの穴、そういうものに対応していないパソコンはウイルスに感染したり、それを踏み台にして他の人のパソコンを攻撃してしまう可能性もある。インターネットにつなぐパソコンや他の人とファイルを共有するパソコンは最新の状態にしておいた方がいい」
サポートを終了するWindows10に代わる新たな基本ソフトとして、Windows11へ無料のアップデートも可能ですが、パソコンのスペックが不足しているとアップデートはできません。
その場合は新たなパソコンの購入が必要になりますが、条件を満たすことで無料となるマイクロソフトの1年間のサポート延長も可能だということです。
ただし、パソコンのソフトによっては、Windows10に対応しないものも出てきているので、シナプスではWindows11への早めの移行を勧めているということです。