セクハラ問題を巡り、古謝景春市長が市議会を解散したことに伴う南城市議会議員選挙の立候補予定者説明会が14日に開かれました。

前職や新人など合わせて26人が立候補する意向を示している事がわかりました。

古謝市長のセクハラ問題を巡っては、市が設置した第三者委員会でセクハラ行為が認定され、市議会では9月、市長に対する不信任決議を賛成多数で可決しました。

これに対し古謝市長はセクハラ行為を否定し市議会を解散、11月に市議会議員選挙が行われます。

南城市役所では14日、立候補予定者を対象にした説明会が開かれました。

市議会の定数は20議席ですが、市の選挙管理委員会によりますと説明会には前職や新人などあわせて26人の立候補予定者や代理人が出席したということです。

南城市議会議員選挙は11月2日に告示、9日に投開票されます。

新たな構成となった市議会で再び古謝市長に対する不信任案が提出された場合、全議員の3分の2以上が出席し、過半数が不信任案に賛成すると市長は失職します。

市長が失職した場合、2026年2月に予定されている市長選挙が前倒しとなります。

古謝市長が失職を回避するには、過半数の反対で否決されるか市長を擁護する議員7人以上が不信任案の審議に欠席、または退席すれば採決が見送られることになります。

ところで、古謝市長はセクハラ問題に関する報道について自身のSNSで「偏向報道」などと批判を続けています。

沖縄テレビ
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