笑気麻酔と呼ばれ、若者の間でまん延が指摘されている指定薬物エトミデートを所持していた疑いで7月に逮捕された20歳の男性2人と16歳の少年について、那覇地検が不起訴処分としていたことがわかりました。
男性2人は5月、浦添市内で指定薬物のエトミデートを含む液体を所持した医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕されました。
いわゆる「笑気麻酔」と呼ばれているエトミデートは今年5月に輸入や販売、使用などが禁止されており、男性2人は法規制後全国で初の逮捕者でした。
また、16歳の少年もエトミデートを含む液体を所持した疑いで7月に逮捕されました。
那覇地検は3人を不起訴処分とした理由について明らかにしていません。
沖縄県警によりますと、県内ではエトミデートを所持した疑いでこれまでに10人の検挙を発表しています。