愛媛県西条市の海苔養殖業者が、破産手続きの開始の決定を裁判所から受けていたことが14日に分かりました。負債は約8000万円と見られています。
破産手続きの開始の決定を受けたのは、西条市港にある海苔養殖業「宮嶋水産」です。
帝国データバンク松山支店によりますと「宮嶋水産」は1945年9月創業。長年に渡り海苔の養殖のほか、焼き海苔、味付け海苔、巻きずし用の海苔の加工などを手がけていたものの売上げは小さく、収益も低調だったため、赤字決算を余儀なくされていました。
厳しい経営のなかで業績維持に努めていましたが、過大な借入金の返済も含めて先行きの見通しが立たず、今年7月31日に事業を停止。破産手続きの開始の決定を松山地裁西条支部から10月2日に受けました。
負債は約8000万円と見られています。
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