高騰が続く金の価格が、初めて2万2000円を突破しました。
国内価格の指標となる田中貴金属工業の店頭小売価格は、14日午前9時半時点で1グラムあたり2万2326円となりました。
金の価格はこのところ最高値を更新する流れが続いていて、2万2000円台をつけるのは初めてです。
13日のニューヨーク市場では金の先物価格が大きく値上がりし、1トロイオンス=4100ドルを超える水準で取引を終えていて、国内価格もその流れを引き継ぎました。
トランプ大統領が中国に対する100%の追加関税を表明し、米中の貿易摩擦を巡る懸念がくすぶる中、安全資産とされる金の買いが膨らんでいます。