アフリカの島国・マダガスカルで反政府デモが続く中、欧米メディアは大統領が国外に逃亡したと報じました。
国連によるとマダガスカルでは9月、水や電力の供給不足に対する不満から若者による反政府デモが発生し、治安部隊との衝突で少なくとも22人が死亡、100人以上が負傷しました。
フランスメディアによると、若者の動きに軍の一部が同調し、反政府集会に参加するなど政府に反旗を翻したということです。
マダガスカルのラジョエリナ大統領は13日に国民向けに演説する予定でしたが、12日までに沿岸の島へヘリコプターで移動し、その後フランスの軍用機に乗り換え国外に逃れたとみられています。
この国外逃亡について、フランスのマクロン大統領も把握していたと報じられています。