自公連立の枠組みが崩れた中、12日、地元入りしていた岸田文雄前総理は、公明党の連立離脱を念頭に安定した政権基盤を再構築すべきとの認識を示しました。

【岸田文雄 前首相】
「昨今、政治の動き混沌としております。国内政局や政策で手いっぱいの状況になっているのではないか」

岸田前総理は12日、自民党広島県連の政治資金パーティーで「歴史的転換点における日本外交」をテーマに講演。
このなかで「国内の政治の安定が日本の外交を自信を持って進めるうえで大事なことではないか」との認識を示しました。

その後の懇談会では自民党・総務会長の有村治子氏が登壇し、自公の連立解消について高市総裁が13日、詳細を説明する予定だと述べました。

テレビ新広島
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