地域の課題の解決や、大学の教育・研究活動の充実につなげていこうと、8日、秋田県潟上市と中央大学が連携協定を結びました。

潟上市役所で開かれた締結式には、潟上市の鈴木雄大市長と中央大学の佐藤信行副学長が出席し協定書に署名を交わしました。

この協定は潟上市と中央大学が連携することにより地域の課題解決や地域活性化それに大学の教育・研究活動の充実を図ることを目指します。

中央大学では2027年4月に最先端のテクノロジーを活用して農業を学ぶ「情報農学部」の開設を目指しています。開設が実現すれば潟上市は学生が農業現場で実習するプログラムの受け入れを行い学生は市の地域課題の解決に向けた実践的な地域活性化の取り組みを行う予定です。

実は中央大学の卒業生の鈴木市長。今回母校との協定に思い入れも強いようです。
鈴木雄大市長:
「学生が地域の課題に向き合い実体験を積み重ねながら成長しその過程で地域にも新しい風を吹き込んでもらうことを大いに期待している」

潟上市は今後、学生の受け入れに向けた態勢を整えていくことにしています。

秋田テレビ
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