自民党との連立離脱を表明した公明党の斉藤鉄夫代表がフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演し、「連立に戻るというのはまた大きな決断だと思う」自民党との再連立に慎重な姿勢を示した。
 
10日、自公連立の解消を公明党の斉藤代表が表明し26年間の連立関係は幕を閉じた。

将来的に自民党と再び連立を組む可能性について問われた斉藤代表は、「地域地域では人物本位で応援させていただくというのが基本姿勢で、連立にまたかえるというのは、これは将来の公明党リーダーが決めることではありますが、私個人の考えとしては、なかなかまた連立に戻るというのはまた大きな決断だと思います」と見解を述べた。
 
一方、公明党の連立離脱を受けて首相指名選挙での野党統一候補の擁立が模索されているが、立憲民主党が候補にあげている国民民主党の玉木雄一郎代表は「安全保障やエネルギー政策について、ぜひ我が党の考え方に沿ったかたちで党内をまとめていただきたい」とけん制している。

これについて立憲の野田佳彦代表は「ご意見としてはよくわかるが、安全保障でもエネルギーでも一致点については連合を介して4月の段階で文書で合意している。その上でさらに詰めたいというならば私も代表して交渉するので、のりしろをもって話し合いたい。当然玉木さんも総理を目指すというならば、いろんなところを含んでまとめる度量もなきゃいけないので、ご自身ものりしろをもって協議に応じてほしいと思う」と話し合いを求める姿勢をみせた。

日曜報道THE PRIME
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