奈良県立盲学校の男性教師が、生徒の肌に直接触ってマッサージをしたなどとして懲戒処分されました。
停職6カ月の処分を受けたのは奈良県立盲学校に勤務する47歳の男性教師です。
教育委員会によると、男性教師はことし8月、生徒と2人きりの状況でマッサージの実技指導などの補習授業を行った際に、生徒をうつ伏せの状態にし腰から背中、首筋にかけて直接肌に触れるなどしてマッサージを行いました。
盲学校では、マッサージの指導の際に生徒にタオルをかけるなどして、直接肌に触れないようルールが定められています。
被害を受けた生徒は体調不良を訴えて学校を数日間休んだということで、男性教師は「熱心に指導しようと思っていた」などと話しているということです。