自民党との連立政権の是非を巡り、公明党は9日夜、幹部の会合で斉藤代表らに判断を一任しました。
10日、両党の党首会談が開かれます。
公明党は連立を維持するか解消するか幹部の間で意見が割れたたため、9日午前に続き、午後9時から再び中央幹事会を開きました。
公明党・赤羽副代表:
ジャッジメント。連立にとどまるのか離脱するのかというところを代表・幹事長に一任した。
記者会見で赤羽副代表は連立の合意に至らない場合、国会での首相指名選挙で斉藤氏に投票することになると説明しました。
一方、自民党の高市総裁は9日夕方に、公明党とのパイプがある菅元首相と会談し、意見を交わしました。
また、夜のテレビ番組で「自公連立は基本中の基本だ」と強調しました。
両党の党首会談は、幹事長も同席して10日午後に行われます。
連立の行方は、公明が自民に求める「政治とカネ」の問題への対応などが焦点となります。