自民党との連立政権の是非を巡り、9日夜、公明党は中央幹事会で斉藤代表らに結論を一任しました。

10日、両党の党首会談が開かれます。

連立の維持か解消かを巡り、公明党は午前に議決機関の中央幹事会を開きましたが結論に至らず、午後9時ごろから2回目の会合を開きました。

公明党・赤羽副代表:
あすの交渉に臨むにあたって、政治とカネの問題について自民党としての回答が来るだろうと。それに対してのジャッジメント、連立にとどまるのか離脱するのかというところを代表・幹事長に一任した。

幹事会は交渉と結論について、斉藤代表と西田幹事長に一任しました。

これに先立ち、地方の意見を聴くために開いた「全国県代表協議会」では、「26年間の連立の重み」を訴える声が上がる一方、政治とカネの問題について「毅然(きぜん)と一歩も引かずにやるべきだ」として、自民側に具体的な回答を求める意見が大半だったということです。

こうした中、自民党の高市総裁は公明党とのパイプがある菅元首相と会って意見を交わしました。
また、岸田前首相とも面会しています。

連立協議のヤマ場となる高市総裁と斉藤代表の党首会談は、両党の幹事長も同席して、10日午後に行われます。

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政治部
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