福井県坂井市にある福井空港で9日午後、小型機1機が着陸の際に車輪の足が折れるハードランディングにより滑走路から動けなくなりました。乗っていたパイロット1人にけがはありませんが、福井空港は閉鎖され、国土交通省が詳しい状況を調べています。
国土交通省や県によりますと、ハードランディングした小型機は、9日午後2時過ぎに
名古屋空港を離陸し、午後3時ごろに福井空港に着陸する際、車体の前方にある車輪の足が折れ滑走路から出られない状態となったということです。このため空港は閉鎖され、国交省などが調査を進めています。
小型機は4人乗りですが、パイロットが1人で搭乗していてけがはなく、火災や燃料漏れもないということです。
国土交通省によると、プロペラが滑走路に接触していることから重大インシデントの可能性が高いということです。
