長崎くんち最終日となる後日(あとび)の9日は、午後から「お上り」の神事が行われ、長崎くんちはフィナーレを迎えました。

諏訪、森崎、住吉の3つの御神体を乗せた神輿が、旧県庁坂を一気に駆け上がります。

お上りは、お旅所に安置していた御神体を再び諏訪神社に移す神事です。
 
見物人たちは、ご利益を願い神輿の下をくぐっていました。

神輿をくぐった人
「楽しかった」
「ことしも家族全員健康でありますようにと願って」

金沢から引っ越してきた人
「いろんなところに住んだけど、他にない感じ。色んな催し物があって3日間楽しんだんですけど、県外の人も見に来てほしいと思いました」

 
そして最後は「もりこみ」で諏訪の長坂73段を一気に駆け上ります。

御神体は諏訪の杜に到着。無事に安置されました。
 
諏訪神社の鎮座400年の節目の2025年、担ぎ手の思いもひとしおです。

神輿守の担ぎ手
「節目の年に神輿守ができて感慨深い、大役ができてよかった」
「きつかったですけどいい経験になった 楽しかったです」

テレビ長崎
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