詐欺の被害が後を絶ちません。
嘘の投資話を持ちかけられた鳥取市の50代の男性が、約1300万円をだまし取られたことが分かりました。
詐欺被害にあったのは、鳥取市に住む50代の男性です。
男性は2025年5月に、投資に関する情報サイトから株式投資の先生のアシスタントを名乗る女とSNSでつながり、「投資機関の会員になれば、優良株の情報が得られる」と嘘の投資話を持ち掛けられました。
女に紹介されたアプリをインストールしたあと、指定された口座に投資資金として100万円を振り込みました。
その後、アプリ内で利益が出ているように表示された上、実際に口座から引き出すことができたことから、男性は正規の投資だと信じ、女性の指示に従い追加で約1200万円を振り込みました。
男性は振り込んだ口座の金融機関から「詐欺被害にあっているかもしれない」と指摘され、だまし取られていることに気づいたということです。
警察は、SNSで知り合った人からの「必ず儲かる」などとうたった投資話は詐欺の可能性が高く、簡単に信用しないで警察に相談してほしいと呼びかけています。
鳥取県警によると、SNS型投資・ロマンス詐欺の2025年の発生件数は77件で、すでに過去最悪だった2024年1年間の41件を大きく上回っています。
また被害額は、4億2921万円にのぼっています。