高校・大学・実業団のランナーがそのカテゴリーを超えて同時に走る第4回奥球磨駅伝大会です。抜きつ抜かれつの熱い戦いが球磨路で繰り広げられました。

42.195キロを大学生・実業団は4人、高校生は7人で走る奥球磨駅伝。

1区・10キロは青山学院大学の福冨が先頭に立ち快調に飛ばしますが、後続の高校生も負けていません。

【西村 勇気 アナウンサー・実況】
「あ~、間もなく追いつこうというところ」

解説:「これすごい!」

実況:「ナンバーカード15番、自由が丘高校の坂井、坂井がいま福冨をとらえる。その長身を抜き去った。高校生が先頭に出ました。間もなく第1中継所だ」

【浜田 友里子 アナウンサー・中継所実況】
「緩やかなくだりを下って、いま自由が丘がタスキを渡そうというところです。よく頑張りました。高校生がトップでタスキを渡しました。そしてその後続、宮崎日大がトップとの差6秒で渡し、九州学院。それから青山学院大Bと続きます」

そして勝負のポイントは3区でした。

第2中継所、4位でタスキを受けた九学のエース・門間がそのスピードを発揮します。

【西村 勇気 アナウンサー・実況】
「門間がこれ、追いつきそうですか?」

解説:「そうですね、少しずつ詰めて追いつくかなと思います。門間君もすごく能力が高い選手でロード・駅伝で活躍してる選手なので、ここでしっかりと前を追っていく形ですね」

実況:「門間 蒼大は九州学院高校の3年生・18歳、陸上歴は6年目。さぁ、須磨学園にピタリと門間がつきました。横は見ない。並びかけてそのまま抜き去る。そして、自由が丘も抜いていきますね。九州学院が2位に上がります」

先頭を行く宮崎日大もかわしトップに立った九学は最終7区まで一度も先頭を譲りませんでした。

【西村 勇気 アナウンサー・実況】
「これまでこの大会、優勝はありません。さぁその栄光の初優勝へ向かう中川。地元・九州学院。奥球磨駅伝初優勝。手元の時計で2時間7分14秒」

九学が正式タイム2時間7分15秒で高校の部・総合とも初優勝。2位は鳥栖工業Aでした。

大学、実業団の部はNexus(ネクサス)が2時間9分02秒でトップでした。

テレビ熊本
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