県内の政党の反応です。自民党県連の前川会長は「党員の民意を反映した結果」と話し、初の女性総裁に期待を寄せました。一方、立憲民主党県連の西代表代行は高市新総裁の発言に「女性の社会進出に後退の印象を受けた」と述べました。

【自民党県連 前川 收 会長】
「党員の民意を反映した結果が今回の総裁選の結果になったと受け止めている」

4日、自民党県連で会見を開いた前川 收 会長は、全国の党員票でトップを取った高市 さんが、決選投票で新総裁に選ばれたことを評価。また、自民党初の女性総裁に期待を寄せました。

【自民党県連 前川 收 会長】
「これから多様な時代の中にあり、様々なニーズにおいて女性の視点が国にとってプラス効果をもたらすだろう。党運営も『全世代総力戦で頑張る』と話しているので、我が国、国民のために頑張っていただきたい」

一方、立憲民主党県連の西 聖一 代表代行は…。

【立憲民主党県連 西 聖一 代表代行】
「安倍元首相の後継を名乗る高市さんなので、『タカ派』に自民党を変えていくという意志を感じた。女性の社会進出には当然、ライフワークバランスを取った上での社会をつくるべき。女性の総裁がそれをつくることを期待しているが、この前(就任時)の発言からは後退した印象を受けた」

テレビ熊本
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