秋田市の金足農業高校の女子生徒が考案したスープが、2024年度、大手食品メーカーが主催するスープのレシピコンテストで優勝しました。この優勝作品が商品化され、生徒たちが鈴木知事に商品の発売を報告しました。
商品化された優勝作品は「マルちゃん秋田まめだもん!ピリ辛豆乳スープ」です。
秋田の郷土料理「きゃのこ汁」と担々スープの掛け合わせから着想を得たスープで、県産大豆や鶏肉などが入っていて、彩りとボリューム感ある一杯になりました。
考案した金足農業高校の生徒3人が2日、鈴木知事を訪問し、コンテストの優勝を報告しました。
コンテストは、大手食品メーカー・東洋水産が東北の高校生を対象に実施したもので、秋田県内の高校が優勝するのは2016年以来2回目です。
事前に試食した鈴木知事は、「本当においしい。ピリ辛だがおなかに優しい感じ。具材がたっぷり入っていて、スープだがおなかいっぱいになる。満足度の高い素晴らしい商品だと思う」と太鼓判を押しました。
生徒たちは、考案した作品が商品化され、喜びをかみしめていました。
金足農業高校3年・川邉琉愛さん:
「食べ応えを重視して再現してもらった。とてもおいしく、満足のいくスープができてうれしい」
金足農業高校3年・嵯峨心結さん:
「野球部、相撲部の部員やクラスメイト、先生に食べてもらい、アドバイスをもらって改良した。満足のいくスープになったので、東北の皆さんに届けられたらうれしい」
生徒たちが考案したカップスープは、6日から県内のスーパーを中心に東北各県で販売され、10月11日には秋田市のスーパーで店頭販売を行います。