今帰仁村湧川では豊年祭が執り行われ、沖縄県の無形民俗文化財にも指定されている路次楽が奉納されました。
路次楽は琉球王朝時代に中国から伝わったとされ、冊封使の歓待や国王が江戸へ上る際などに演奏されていました。
その首里王府から200年前に取り入れられたと伝えられる「湧川の路次楽」は県の無形民俗文化財に指定されていて、4日に開かれた豊年祭では区の神を祀る前ヌピヤーに奉納されました。
また、公民館の野外ステージではこの日に向けて練習を重ねてきた舞台舞踊が披露され、区の内外から訪れた人たちが大きな拍手を贈っていました。