マイページ
眼球を狙い反撃…クマとの死闘から生き延びた2人のケースから考える、山で命を守るためにできる二つのこと|FNNプライムオンライン
「クマ列島」~“森”から“街”へ出没相次ぐ

眼球を狙い反撃…クマとの死闘から生き延びた2人のケースから考える、山で命を守るためにできる二つのこと

Google ニュース プリファードソース

クマから身を守る

遭遇・襲われたときにできること

不運にも遭遇してしまった際にまず大切なのは、「落ち着くこと」だ。

多くの場合、人間の存在を感知すれば、基本的にはクマの方から回避行動をとるが、こちらに気づかずにいる場合は、物音を立てるなどして存在を知らせながら静かに後退するのが望ましい。大声を出したり走り出すなど急な動きはクマを刺激し、予期せぬ行動を誘発する危険がある。

ときにクマは「ブラフチャージ」と呼ばれる威嚇突進を見せる。目の前まで迫っても急に方向を変えてそのまま立ち去るというものだ。突進されたらパニックになりそうだが、その際も決して慌てず、距離をとり続ければやがて立ち去る場合もある。

母グマ1頭で子グマを2頭以上連れていることもある(イメージ)
母グマ1頭で子グマを2頭以上連れていることもある(イメージ)

また、子グマを見かけたら、かわいいからといって不用意に近づかないこと。すぐ近くに母グマがいる可能性が高く、子を守ろうと攻撃的行動をとることが多い。安全な距離を保ち、静かに速やかにその場を離れることが重要だ。

万が一向かってくる状況となれば、両手で太い血管のある首をおさえて、地面に伏せて防御姿勢をとることが第一だ。クマは顔面や頭部を攻撃してくることが多いため、防御姿勢をとることで致命的ダメージを最小限にとどめながらしのぐしかない。

唐辛子成分であるカプサイシンを発射する「クマ撃退スプレー」を携行している場合は、クマに向かって噴射することで攻撃を回避できることもある。ただしいざという時すぐに取り出せなければ意味がなく、事前に練習用スプレーで使用感を確かめておくことをおすすめする。

出会ってからどうなるかは“クマ次第”

先述の通り、机上の安全対策は数多く語られているが、残念ながら“確実に”攻撃を回避する対処法は存在しない。

関連記事

クマから身を守る

【よく一緒に読まれている記事】
街に出没する「アーバンベア」が増加中…夜に活動など野生と異なる行動パターンと身を守る対策
街に出没する「アーバンベア」が増加中…夜に活動など野生と異なる行動パターンと身を守る対策
「クマ列島」~“森”から“街”へ出没相次ぐの他の記事
東京・八王子市でツキノワグマがわなにかかる 都内で初めて緊急銃猟行われる
東京・八王子市でツキノワグマがわなにかかる 都内で初めて緊急銃猟行われる
社会
ナシ農園にクマ! 被害200個の日も 収穫本番を前に「もうなくなります…」農家が悲鳴【広島発】
ナシ農園にクマ! 被害200個の日も 収穫本番を前に「もうなくなります…」農家が悲鳴【広島発】
社会
目の前に迫る巨大クマ 麻酔銃も効かず暴れ逃走 緊急銃猟の一部始終 専門家「毛の生え替わりで針が奥まで入らず」 福島工場居座り
目の前に迫る巨大クマ 麻酔銃も効かず暴れ逃走 緊急銃猟の一部始終 専門家「毛の生え替わりで針が奥まで入らず」 福島工場居座り
社会
住宅地でも襲われる時代に 救命医療の現場が本気で挑むクマ外傷“重症化防止”プロジェクト 秋田大学が頭や顔を守る防護用品と防御姿勢教材の開発に着手 クラファンで支援募る
住宅地でも襲われる時代に 救命医療の現場が本気で挑むクマ外傷“重症化防止”プロジェクト 秋田大学が頭や顔を守る防護用品と防御姿勢教材の開発に着手 クラファンで支援募る
社会
一覧ページへ
×