自民党の高市新総裁は党の役員人事に着手していて、幹事長に麻生派の鈴木総務会長を起用する方向で検討に入りました。
総裁選から一夜明け、高市氏は東京・赤坂の議員宿舎で役員人事の構想を練っていて、今週前半に骨格を固めたい考えです。
このうち、党運営の要となる幹事長には、麻生氏が推す鈴木総務会長を起用する方向で検討に入りました。
また、麻生氏本人について、最高顧問や副総裁など党の役員で処遇するかどうかも焦点です。
一方、総裁選を争った候補者では、1回目の投票で4位となり、決選投票で高市氏に投票した小林鷹之元経済安保相を党四役などに起用する案が浮上しています。
ポストが限られる中、挙党態勢を構築して党内融和を図れるかが焦点となります。