今月1日名古屋消防の救急隊が心肺停止の女子児童に誤った設定でAEDを使用していたことがわかりました。
名古屋消防によりますと今月1日夜「子供が熱を出して呼吸の状態がおかしい」と119番通報があり西消防署の山田救急隊が出動しました。
隊員が心肺停止の小学生の女子児童に対してAEDを本来の設定ではなく誤って出力エネルギー量が少ない未就学児用の設定で3回使用しました。
女子児童は心肺停止のまま回復せずおよそ14分後に病院に搬送され、3日時点でも入院中ですが、担当の医師はAEDの設定を間違えたことの影響は不明としています。
対応した救急隊員は「子供だったので未就学児用だと思ってしまった」と話しているということです。