自民党の新しい総裁に高市早苗氏が選出されたことを受けて、アメリカメディアは「女性初の総理誕生へ」と相次いで報じています。
ニューヨーク・タイムズは4日、高市氏の自民党総裁選出について「保守強硬派の議員が勝利し日本初の女性総理大臣となる道筋がついた」と伝えました。
さらに「女性が政治で圧倒的に過小評価されている国において画期的な出来事だ」とも紹介しています。
一方で、「高市氏の台頭は、中国や韓国との緊張を高める可能性がある。靖国神社の定期的な参拝など強硬で国家主義的な立場は、長年にわたり北京やソウルとの外交的摩擦の原因となってきた」と指摘しています。
また、ウォールストリート・ジャーナルは「外交政策や社会問題に関する保守的な見解は、トランプ氏と似た価値観を持っている」と伝えた上で、「高市氏とトランプ氏による信頼関係の構築が日米同盟を強化する助けになり得る」との専門家の声を伝えています。