弁護士資格を持つ記者が赤ちゃん虐待の冤罪事件の裏側を取材した映画の上映が10月4日、名古屋で始まりました。
映画『揺さぶられる正義』は、赤ちゃんを強く揺さぶる虐待が疑われ、親などが逮捕・起訴された冤罪事件を題材に、司法やメディアのあり方に疑問を投げかけるドキュメンタリーです。
弁護士資格を持つ関西テレビの記者として、8年にわたる取材を続けた上田大輔監督は舞台挨拶で、真実を追い求めることの難しさについて話しました。
上田大輔監督:
「信じるのか疑うのか狭間で揺れながら、揺さぶられながら真実を追い求め続ける。それを取材者としてはしないといけないのかな」
映画『揺さぶられる正義』は、10月31日まで今池の「ナゴヤキネマ・ノイ」で公開されます。