自民党の高市新総裁は4日の就任会見で、党役員・閣僚人事における、総裁選を戦った相手の小泉氏、林氏、小林氏、茂木氏の処遇について「全員もちろん活躍していただく」と述べた。
高市総裁は「自民党の役員人事は一番急がなければならない。明日の時間を使い、私も熟慮熟考しベストな布陣を敷きたい」と述べ、来週前半の早い時期に執行部を固めたいとの意向を示した。
また、派閥のパーティー収入のキックバック分の不記載があった議員の起用については、すでに岸田元総裁のもとで処分を受けたこと、衆院選で非公認や比例重複なしなどの措置を受けたこと、政治倫理審査会で説明したことなどを指摘し、「なんらかの再処分を行うことは考えていない。国民の代表として送り出された方々なので、これは特に人事に影響はない。しっかりと働いていただきます」と起用に含みを持たせた。
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