諏訪神社の秋の大祭長崎くんちが、10月7日に開幕します。

3日は踊町が本番で使う衣装などを披露する「庭見せ」が行われました。

庭見せはくんち直前の10月3日に踊町が本番で使う曳き物や衣装などを飾り、出演者に届いたお祝いの品を並べて町内の人たちに披露するものです。

「川船」を奉納する榎津町は6カ所に庭見せ会場を設置しました。

ベルナード観光通りの会場では、根曳や囃子方の衣装を華やかに飾りつけていました。

榎津町の「川船」は総ヒノキの白木の船が特徴です。

戦後まもない昭和26年=1951年に作られ、現存する長崎くんちの7つの川船の中で最も古いとされています。

訪れた人は
「遠目からしか見ないので、こんな目近で下から見上げるところが迫力がある。下がこんな風になっていたんだとかが分かる。上ばかり見ているので」

阿蘭陀万歳を奉納する新橋町の庭見せの会場は、料亭「一力」です。

扇子を持つ万歳と鼓を持って踊る才蔵の衣装などが、情緒たっぷりに展示されていました。

4日は、それぞれの踊町で稽古の仕上がりを披露する「人数揃い」が行われます。

テレビ長崎
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