いよいよ4日開幕戦を迎えるバスケットボールりそなグループB2リーグの熊本ヴォルターズです。
目指すは『最後のB2王者』。今シーズンを戦う新生ヴォルターズを取材しました。
8月中旬までに選手全員が合流し本格始動したバスケットボールりそなグループB2リーグの熊本ヴォルターズ。今シーズンも遠山 向人 ヘッドコーチが指揮を執るチームには9人が残留し、守備重視のスタイルをより確立させる狙いです。
【遠山 向人 ヘッドコーチ】
「ディフェンシブレーティング(守備の指標)でB2・1位をとれるような守備の強いチームをつくりたい」
【磯野 寛晃 主将】
「エネルギッシュなプレーで見ている人に元気を届けるようなチームになりたい」
【山本翔太選手】
「今年が最後のBリーグ。〈自分をここまで育ててくれた熊本で最後のシーズンをプレーしたい〉と思った」
昨シーズンは指揮官の交代や選手の補強でプレーオフ進出までたどり着いたものの、勝負どころで相手を仕留めることができず「攻撃面での課題があった」と七川 竜寛 GMは話します。
【七川 竜寛 GM】
「(試合の)展開力という昨季の課題をいかに克服するかというところで、コントロール・支配力に優れたポイントガードの石川選手、バリエーションが多くオールラウンダーのジュリシッチ選手、インサイドの支えとして帰化選手のモッチ選手に来てもらってインサイドに厚みを持たせている」
B2トップクラスの盾に新たな矛を加えた新生ヴォルターズとして約半年に及ぶレギュラーシーズンに臨みます。
りそなグループB2リーグは来シーズンのリーグ改変により今シーズンは昇格・降格がありません。
14チームが二つの地区に分かれレギュラーシーズンを戦い、上位8チームで争うプレーオフで『最後のB2王者』を決めます。
【遠山 向人 HC】
「目標はもちろん今シーズン優勝すること」
【磯野 寛晃 選手】
「Bリーグが始まって10年目になったが、熊本の皆さんが優勝を待ち望んでいると思うので〈それを体現するしかない〉と思っている」
シーズン開幕戦は4日、アウェーで奈良と対戦。ホーム開幕戦は10月11日、県立総合体育館で、昨シーズンリーグ3位の信州を迎え撃ちます。