値上げラッシュの10月。
物価高騰が続く中、鹿児島県内のイオンとマックスバリュの店舗ではプライベートブランドの冷凍食品など60品目の値下げが行われていて、買い物客からも歓迎する声が上がっています。
鹿児島市のイオン鹿児島中央店です。
店内には「今こそ値下げ」と書かれたポップが。
久保美鈴 記者
「長期保存も出来て、調理の時短にもなる、この冷凍ブロッコリーも値下げになりました」
イオンでは、自社の規模を生かした大量発注や生産、物流コストを削減していて、10月1日からプライベートブランド「トップバリュ」の食料品から日用品まで60品目を値下げしました。
イオン鹿児島中央店・木志健太 食品販売課長
「食料品の値上げが度重なって(お客さんが)価格に敏感になっている。少しでも、お客様の暮らしの負担を下げたいという思いから、(企業の)スケールメリットを生かして物流の見直しや一括仕入れで60品目の値下げが可能になった」
例えばこちらのスパゲッティは、これまでの税抜き198円から20円安くなって178円に。
ロースハムも量はそのままで、20円値下げしました。
様々な値下げ商品がある中で店舗いちおしはー
イオン鹿児島中央店・木志健太 食品販売課長
「コメも高騰していると思うが、国産米で電子レンジでチンするだけの商品がある」
国産米のパックご飯は3つで378円。
米の価格高騰に加え、防災食にもなるので、人気です。
今回の値下げに消費者はー
買い物客
「(値下げがうれしいのは)食品ですね。毎日食べるものですからすごく助かる。うれしい」
「ありがたい。すごくありがたい」
「いままでのこのくらいかなと思っていたよりも(最近は)1000円近く(高く)なっているような印象。(値段を)上げてるところが多いので下げてくれるのはすごくうれしい」
今回の値下げ商品は県内のイオンとマックスバリュの17店舗で販売されています。