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鹿児島県警がホームページで公表している、かつておもちゃとしてインターネットなどで販売されていた、実弾の発射機能がある「拳銃」16種類です。所持をしていたら銃刀法違反に問われます。
そうした中、県警は3日、これとは別のおもちゃの拳銃の実物を公開し、2026年1月1日以降にこれを所持や販売した場合、銃刀法違反に問われる可能性があるとして、持っている人は年内に届け出るよう呼びかけています。
中川雅温記者
「こちらは鹿児島県警が公開した、おもちゃとして出回っていた拳銃です。実弾を発射できる機能があるとして県警は回収を呼びかけています」
県警は3日、プラスチック製の弾とセットでおもちゃとして県内のゲームセンターで景品として扱われていた「拳銃」を公開しました。
緑や白、赤、グレーなど2色カラーで、見た目はおもちゃです。
警察庁はこのおもちゃの拳銃について鑑定の結果、実弾の発射機能があるとして「拳銃」と認定し、2025年7月から全国で回収を進めています。
県内では約150丁がゲームセンターなどで景品として出回っていたとみられていて、県警では9月24日までに17丁を回収しています。
拳銃はプラスチックでできた中国製で、2024年12月に約1万6000丁が国内に入ってきたとみられています。
警察は2026年1月1日以降、これを所持や販売した場合、銃刀法違反に問われる可能性があるとして、持っている人は届け出るよう呼びかけていて、2025年12月31日までに最寄りの警察などに届ければ罪には問わないとしています。
鹿児島県警 組織犯罪対策課・冨ケ原 閣一理事官
「見た目はおもちゃだが、拳銃と同じ機能がある。これを見つけたり持っていたりした場合はすぐに近くの警察署や交番に届け出をお願いします。子どもが手に入れて、おもちゃ箱や子ども部屋に置いている可能性も考えられる。保護者は十分注意しながら確認を」