秋田県大館市の小学生が3日、特産のトンブリの収穫を行いました。5月の種まきから行ってきた児童たち。あのトンブリ応援大使も駆け付けました。
トンブリを収穫したのは、大館市の東館小学校の全校児童35人です。
トンブリは、ホウキギの実を加工したもので、プチプチとした食感から畑のキャビアと呼ばれています。
3日はトンブリ応援大使を務めるタレントのふかわりょうさんも駆け付けました。
ふかわさんは「トンブリの収穫とみんなに会いに来ました。たくさん収穫しましょう」と子どもたちに呼びかけました。
2025年は気温も高かったことなどから実の成長が悪く、収穫量は現在、例年の4割ほどに落ち込んでいます。
5月の種まきから行ってきた子どもたち。ホウキギは高さ140センチほどに成長し、ふかわさんと声をかけ合いながら作業に汗を流していました。
体験した児童は「暑かったけど一生懸命収穫できた」「苗から育てたので、すごく成長したと思う」「とても大きくなっていてちょっと重かったけど、頑張ってふかわさんに運んだ」と話していました。
トンブリ応援大使・ふかわりょうさん:
「トンブリは世界のトンブリになると信じている。海を越えて『ナイストンブリ』と声が聞こえてきたら良いと思う」
収穫したトンブリは、子どもたちが10月21日に地元の道の駅などで販売します。