警察官が犯人を素早く取り押さえるために身につけている「逮捕術」を競う大会が3日、福岡市で開かれました。
福岡武道館で開かれたこの大会には、県内の各警察署から警察官約270人が参加しました。
「逮捕術」は、警察官が自分の身を守りながら、凶器を持った犯人などを素早く取り押さえるために生み出された独自の技術です。
試合は主に警察署や所属の部署ごとに団体戦で行われ、出場した警察官は警棒を使った打撃や突きなどの技を披露し、熱のこもった試合を繰り広げていました。
県警の担当者は、「訓練で技術・体力を向上させて実際の現場にも生かしてほしい」と話していました。