愛媛県で今年に入り確認された特殊詐欺の被害総額は、9月末時点で約3億6700万になり、去年の同じ時期と比べ2倍近くになったことが警察のまとめで分かりました。主な要因として、警察の資金調査を偽り全財産をだまし取ろうとする手口が増えています。

警察によりますと、愛媛県内で今年に入り確認された特殊詐欺は9月末時点で144件。去年の同じ時期より22件増えました。しかし被害総額は3億6716万円と去年の同じ時期より1億9016万円も増加し、2倍近くになっています。

主な要因として警察官を名乗り、資金調査を口実に全財産をだまし取ろうとする手口が増え、被害が高額化しているケースが目立っているとしています。

警察は「資金調査を口実に、現金の振り込みを要求することは絶対ない」と注意を呼びかけています。

またSNSを使った投資とロマンスの詐欺は今年に入り84件確認され、去年の同じ時期より24件少なく、被害総額は6億7794万円で、2億1544万円減少しています。

警察は、SNSで知り合い会ったことがない人から投資や金銭などの話を持ち出されたら詐欺を疑い、家族や友人、警察などに相談するよう求めています。

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テレビ愛媛
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