愛媛県内でも相次いでいる特殊詐欺の被害を防ごうと、東温市の高校生がデザインしたのぼり旗が防犯協会へ１日に贈られました。
のぼり旗を製造したのは、住宅設備機器のメンテナンスを行っている松山市内の企業「ＥＬＪ」、デザインは東温高校美術部が担いました。
松山南警察署では贈呈式で開催。「ＥＬＪ」の代表から松山南地区防犯協会に目録が、松山南警察署の池内良樹署長から東温高校美術部には感謝状が渡されました。
贈られたのぼり旗は大・小３種類の合わせて３８０本で、マドンナや砥部焼、どてかぼちゃなど、松山南警察署がエリアにする松山市・東温市・砥部町の名産品が「ＮＯ！特殊詐欺」などの言葉と一緒に描かれています。
警察によりますと、愛媛県内の今年の特殊詐欺の被害は８月末時点で約２億９０００万円。すでに去年１年間の被害額を３４００万円ほど上回っているということです。
警察官を装ったオレオレ詐欺も相次いでいて警察は「警察官が金品を要求することは絶対にない」として注意を呼びかけています。
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