長野県の諏訪地域や木曽町の店や工事現場などで28件の盗みなどを繰り返したとして、警察は住居不定の建設作業員の男(52)を追送検しました。男は容疑を認めていて、「遊興費や生活費ほしさに盗んだ」と話しているということです。

建造物侵入・窃盗などの疑いで追送検されたのは、住居不定の建設作業員の男(52)です。

警察によりますと、男は住宅の新築工事現場に侵入し銅管などを盗むなど、2024年4月から2025年6月頃までの間に、長野県諏訪市、茅野市、下諏訪町、木曽町で合わせて28件の建造物侵入・窃盗事件を起こした疑いがもたれています。

現金約48万円のほか、レジスター、自動車、エアコンプレッサー、銅管などの物品約112点(時価約1368万円)で、被害総額は1416万円だということです。

盗んだエアコンプレッサーや銅管は転売したほか、自動車は別の犯行に使って山間部などに乗り捨てていたということです。

男は全ての容疑を認めていて、「遊興費や自分の生活費欲しさに盗んだ」と話しているということです。

警察は、この連続侵入窃盗事件について、10月3日までに捜査を終結したとしています。

長野放送
長野放送

長野の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。