10月3日、北アルプスの涸沢で愛知県の男性(21)が自力下山が難しくなり、ヘリコプターで救助されました。男性は前日に奥穂高岳からの下山中に転倒していたということです。
救助されたのは愛知県刈谷市の大学生の男性(21)です。
警察などによりますと、男性は10月2日、奥穂高岳から下山中に涸沢のパノラマコース(標高約2,450メートル)で転倒し、同行者から午後3時半ごろ「下山中に転倒し、頭を負傷した」と消防に救助要請がありました。長野県山岳遭難防止常駐隊員が出動し、涸沢のテント場まで背負って移動し、同行者と共にテント泊しました。
しかし一夜明けた3日朝も自力下山が難しく、長野県消防防災ヘリコプターで午前6時前に救助され、松本市内の病院に搬送されました。搬送時、会話は可能だったものの、ふらつきがみられたということです。
男性は大学生の友人らと3人パーティーで2泊3日の日程で1日に上高地から入山していたということです。