バレーボール日本代表の髙橋藍(24)が所属する日本王者サントリーは、10月7日(火)と8日(水)に世界最高峰のリーグ・イタリア・セリエAのペルージャと激突する。

ペルージャには、同じく日本代表の石川祐希(29)が所属。

髙橋と石川が直接対決するのは、国内では初めての事だ。

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2020年、私たちが当時18歳の髙橋藍を取材した際、憧れの選手を聞くと、「日本代表では石川選手」と語っていた。

今は24歳となり、日本代表で石川と共にプレーするエースへと成長。

高橋はSVリーグ開幕のシーズンとなった2024年、世界最高峰のリーグ・イタリア・セリエAのモンツァから日本のサントリーに移籍した。

移籍一年目から、イタリアで磨き上げたスパイクと、武器のレシーブで圧倒的な力を発揮し、サントリーをSVリーグ初代王者へと導いた。

ペルージャはサッカーで言うとバルセロナ

 今回、そんな若きエースの前に立ちはだかるのが憧れていた日本代表のエース、石川を擁する欧州王者のペルージャ。

高橋は、「例えばサッカーで言うと、バルセロナに入ってチャンピオンズリーグ優勝」

「バレーボールもサッカーもチャンピオンズリーグの価値は同じ。そこでの優勝は世界のクラブの中で一番。日本人選手がそのチームに入っている。どエラいことです」

そんな、「どエラい男」石川の凄さとは?
「もちろん得点力もそうですけど、バレーのIQ 上手さはペルージャの中でも一番。しんどい状況、勝負がかかった場面でのトスを決めていた。ペルージャをさらに強くした」

そして、国内初となる直接対決については。

「お互い長所と短所を知っているので駆け引きをしながら戦っていくのが楽しみ。石川選手をいかに崩せるかを考えながら戦いたいやるからには負けたくない」

髙橋藍の誓い

中でも、特に負けたくない部分があるという。

「もちろんディフェンスですね」ディフェンスができてオフェンスができることが、日本選手の強みでもある、中でも自分はそのトップを目指したい。攻守の要、両方やれることは負けたくない」

実は髙橋は18歳の時、こんなことも言っていた。

「最終的には石川選手を超える選手になりたい」

サントリーとペルージャが激突するワールドチャレンジシリーズは10月7日(火)と10月8日(水)の2日にわたって、有明アリーナ(東京都江東区)にて開催される。

(10月2日「すぽると!」より)

日本王者サントリー vs欧州王者ペルージャ
10月7日(火)夜6時50分~ フジテレビ系列地上波・TVer生中継
10月8日(水)夜7時~ FOD・CSフジテレビONE 生中継