去年8月に発生した日向灘を震源とする最大震度6弱の地震をうけ、10月2日夜、宮崎空港で津波を想定した避難誘導訓練が行われました。

訓練は、去年8月の日向灘を震源とする地震の際に、空港利用客の誘導を行ったことを受けて、宮崎空港ビルや航空各社などが初めて合同で行いました。

訓練は、航空機の運航時間内に大きな地震が発生し、津波警報が発表されたという想定で行われ、避難指示の館内放送が流れた後、誘導役の職員が利用客役の職員を1階のチェックインカウンターや売店前などから避難場所である4階の展望デッキまで誘導しました。

(職員の呼びかけ)
「誰もいませんか〜」

参加者の107人は、館内放送から10分以内に避難を完了しました。

(宮崎空港ビル危機管理室 林絹子室長)
「避難経路や避難誘導の声かけの仕方など普段から訓練した方がいいだろうということで訓練をすることにしました。(全員で)同じ目的に向かって訓練ができたということはすごくよかったなという風に思っています」

宮崎空港ビルは今後も定期的に空港内の事業者と合同で訓練を行い、大規模災害に備えたいとしています。

テレビ宮崎
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