10月2日の山陰地方は、午前を中心に晴れましたが、その後は雲が広がりました。
3日からは天気がぐずつく見込みです。
こうした中、出雲市には冬の渡り鳥が今シーズン初めて飛来してきました。
初飛来したのは、渡り鳥「マガン」です。
9月30日に出雲市の宍道湖の西側、斐伊川河口に3羽が飛来しているのを宍道湖グリーンパークのスタッフが確認しました。
マガンは越冬するためにシベリアからやって来ます。
その頃の天気図を見ると、ちょうど「西高東低」の気圧配置で北寄りの風が吹いていて、マガンたちもこうした季節の移り変わりを敏感にキャッチしたしたのでしょうか?
初飛来のタイミングは例年とほぼ同じで、これから徐々に数も増えてくるということです。
ただ山陰地方は10月も平年より気温が高くなると予想されています。
特に、この2週間は平年よりかなり高くなる見込みで自然界にもまた様々な影響が出ないか心配されます。
3日は、低気圧が西から接近する予想で天気は下り坂です。
週明け6日にかけてぐずつく見込みですが、南寄りの風が流れ込むため、雨が降る割には、気温は平年より高い状態が続きそうです。